無添加住宅物語

ここでは無添加住宅がどのように誕生したか、
漫画でご紹介します。

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無添加住宅の開発者である秋田憲司は1959年、兵庫県西宮市で生まれました。なかなか出産できなかったため、鉗子(かんし)で引っ張り出された憲司は左の頭が少し伸びた状態で生まれました。その後頭の形は元に戻ったが、生後半年間、体の左半分は顔も口もあまり動きませんでした。それでもその後は、なんとか普通に体を動かせるまでには、育っていきました。

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産まれた時の脳の障害は小学生になり、顕著にあらわれるようになっていました。文字を認識することができなかったのです。そのため、学校のテストではいつも最下位になり、同級生にもいじめられていました。そこから憲司は、虫や植物などに興味を持ち出したのです。

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中学生になった頃には、自らから植物を育てるようになり、自然とかかわっているのが面白くなっていました。またある日、植物の本をあさっていると「ラン」という木の上に生える植物に出会いしました。インドの森や中米にまだ発見されていない新種がたくさんあるという情報をキャッチし、高校時代と大学時代はお金の節約とアルバイトでお金を貯めました。

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大学生になり、貯金したお金で、ランを探しにスリランカからインドへ渡りました。それから現地の子供たちに英語などを学びました。色んなランを発見したが、時間が足りず今度は中米のガテマラへ行き、次々にランを発見していきました。独学で自然科学の知識がどんどん蓄積されていきました。

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就活時期になり、自分が好きな木や石を使う仕事が良いと思い、建築業界へ。住宅メーカーの営業職で働きはじめました。しかし、社会人になっても漢字の書けなかった憲司は、家の絵を描いて営業していました。絵が得意だったことで、同じ会社の営業社員より倍近くの家を売っていました。その後、不動産業界へ転職した頃、憲司の父が体を壊し、27才で父の会社「秋田ハウジング」を受け継いで、会社を経営することになったのです。

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時代はバブル絶頂期。順調に会社を経営していた折に、バブルが崩壊しました。持っていた土地の価格も暴落し、最終的に会社では6億円の借金をかかえ、個人的にも1億円の借金ができてしました。さらに阪神淡路大震災も重なり、もう人生終わりだと憲司は思いました。それでもなんとか頑張ろうと日々奮闘していました。

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再起をかけて、今までにないデザイン住宅に取り組みました。それからは一気に、全国誌やテレビ取材など注目を集めるようになりました。さらに、建築のコストダウンを図るべく、アメリカや東南アジアなど仲介業者を通さずに直接交渉しました。品質のいいものを安価に手に入れれるよう交渉していきました。学生時代に海外へ行き、英語やスペイン語を習得していたおかげで、自分の力で各地を周れるようになっていました。また、そんなある時、スペインとフランスの国境にあるピレネー山脈の山間で発見した築後300年、400年ほど経った家に感銘を受けました。こんな家を日本でも建ててみたい...。

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そんなある日、不動産業者の紹介で化学物質のアレルギーの方の相談に応じることになり、話を聞きました。その時でした。今まで憲司が学んだ自然科学の知識がつながった瞬間でした。「これならいける!」と感じた憲司は、そのお客様の家を建築することに踏み切り、「無添加住宅」建築への第一歩を歩き始めました。

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昔の日本家屋をもとに、人にとって安全な家を建てるためには無機物を沢山使い、有機物を少なくするのがいいと考えました。また、天然素材だからといって体にいいものとは限らず、例えば檜や杉などの木は天然の化学物質が出ており、濃度が高すぎるため人にとって毒になる。なので有毒成分を出さない木を使用するなど、着々と無添加住宅完成への道のりを進んでいくのでした。

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試行錯誤を繰り返し、壁材にはオリジナルのしっくい、接着剤には米のり・にかわ、塗料には柿渋などを使用することにしました。屋根には、スペインとフランスの国境で見た天然石の屋根を再現しました。そして...。

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そして1999年。ついに化学物質を極限まで排除した無添加住宅が完成した。シックハウス症候群の奥さまが入居後、「この家の中では安心して深呼吸できます。」と言って頂き、シックハウスの症状は、徐々に消えていきました。

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さらに提携工場の確立や他の建材の仕入れなどを行い、天然素材だが大手メーカー並みの価格で無添加住宅が提供できるようになりました。

無添加住宅は完成しましたが、これからもお客様の健康を第一に願い、商品作りに取組み続けます。

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