疎水性 水の侵入を防ぎます
「そとかべバリア」は、多孔質のしっくい壁に浸透し、表層部を緻密な組織に改質します。そのため、疎水性が生まれ、雨水は壁に侵入することなく流れ落ちます。カビやコケは水分がない所には生えませんので、カビの繁殖も抑制します。
耐久性 白華を防止します
「そとかべバリア」を塗布することで、酸性雨などの影響で起こる「白華現象(エフロレッセンス)」を防止することができます。壁への水の侵入を防止し、酸性雨からも外壁を守り、外壁の耐久性をさらに高めることができます。
洗 浄 既存の汚れも落とします
「そとかべバリア」は強アルカリ性であるため、壁に塗布することでカビやコケなどが滅菌し、雨水などで徐々に既存の汚れを落とすことができます。(汚れ落としの仕組みは、下記を参照ください。)※即効性はありません。
親水・疎水・撥水の違いとは?
親水・疎水・撥水とは、いずれも撥水の状態を表しますが、一般的には、右図のように水滴の接触角度の違いで呼ばれています。疎水は撥水の水はけの良さと親水の洗浄性能(水が壁から流れること)の両方の特性を持ち合わせています。
「そとかべバリア」は
素材をより強化します。
「そとかべバリア」に含まれる結晶(シリカ:水ガラス)によって、粒子間が固結し、素材がより強化されます。また、「そとかべバリア」を塗布しても、水蒸気の粒子が通る隙間はあるので、漆喰などの素材本来が持っている調湿性能を損なうこともありません。
汚れ落としの仕組み
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- ①カビの汚れ
- 外壁は天候や立地、建物のデザインなどが理由で、カビが発生することがあります。カビは放っておくと植物のように根を張ります。
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- ②カビが死滅
- カビの部分に強アルカリ性の「そとかべバリア」を塗布することでカビを死滅させ、カビは根がない状態になります。
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- ③カビが雨で流れる
- 根がなくなったカビは雨水で流されます。そとかべバリアは即効性はないため、一ヶ月程度経過すると汚れ落としの効果がわかります。
●そとかべバリアの施工事例
- before
- after